無想会空手とは何か? その六 四つのクシ(腰・後方)の筋肉

 ようやく今日の土曜日の練習で、下肢のノルマをクリヤーしました。あとは、この回数を日本に行くまでキープすることです。

 でも上肢の方は・・・。じつは前回、前々回のセミナーの後からの、回復が順調では無く、一時は腕が肩まで上がれない状態だったのですが、自己流のリハビリで、どうやら少しづつは回復に向かっています。

 でも今回はノルマ無しで、リハビリのみで・・・。っということで、妥協しています。

 

 これらの上肢、下肢の筋肉とは、また別に、武術として伝承された沖縄空手においては重要なのは、胴体内の筋肉です。

 前のブログ三つの線の認知と活用。「無想会空手とは何か? その五」  で述べた線とは、いわゆる形而上において存在するものです。

 上記のブログでは、武術として伝承された沖縄空手の概念として脳が、認知すべき三つの線である「正中線」、「天地線」、そして「演武線」の事柄をきしました。

 すなわち、脳の認知の仕方ということです。

 

 でも形而上とは逆(?)としても良い、形而下の身体においても、武術として伝承された沖縄空手においては、特定の筋肉の存在認知の仕方、そしてその鍛え方、利用の仕方など方法がチャンと存在します。

 本ブログでは形而下の部分である、身体操作を司る四つの基礎となる筋肉のことに関して記します。

 武術として伝承された沖縄空手においては、「力はクシから」っとの言い伝えがあります。

 このクシとは沖縄の方言で、「クシ=腰(こし)」のことですし、さらに「クシ=後(こう)」をさします。

 ナイファンチの形では、腰(クシ)の筋肉である、大・小腰筋、腸骨・腸腰筋を徹底的に鍛えて、活用します。

 さらに上肢の腕・手の武術的使用を司る、後(クシ)の筋肉である広背筋も、徹底的に鍛えて、活用します。

 これらは筋肉の動作による、運動エネルギーの創出です。

 しかし、腰に位置するもう一つの筋肉である腰方形筋は、筋肉の操作で、位置エネルギーを運動エネルギーに転換して使用するという、非常にユニークな筋肉であり、その活用です。

 この腰方形筋の操作が沖縄方言(日本古語)で、「ガマク」っというものであり、それを利用する時に「ガマクを掛ける」、あるいは「ガマクを入れる」などと称する動作です。

国際沖縄空手道 無想会 International Okinawa Karate-do Muso-kai

沖縄空手道・無想会は、会長・最高師範を務める新垣清によって1980年に米国・ユタ州で創設された、沖縄空手を修行する者たちの国際的な団体です。