武術に不可欠な「相互否定」、そして「相互相関」・「相互浸透」
今回の動画は、「膝の抜き」っと「ガマク」に関してですが・・・。
膝抜きは脱力では無い 身体操作を高める修行の仕方、ガマク掛けも同じという話
その過程で、日本武道・武術、そして武術として伝承された沖縄空手には不可欠な「相互否定」
その後の「相互相関」・「相互浸透」の心身思想を語っています。
武道・武術の、「武」とは、畢竟、「合理性」なのです。
西欧近代化の圧力に対抗するために、明治維新を成し遂げた日本の武士が持っていた「合理性」は、その武の探求から生まれたものです。
しかし、明治以後の日本社会には極端な「西欧崇拝主義」。そして「根性崇拝主義」が生まれてしまい、「武」の本来持つ「合理性」が消滅してしまいました。
国際沖縄空手道・無想会は、この武の本質である「合理性」。かつ、「論理性」を伝承論・上達論の根源としています。
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