空手は腰を回さない、腰を振らない

 足幅を広く、そして前足と後ろ足の長さを広くとって、拳を腰だめにして、その腰を大きく回して、突きを出す。 

 あるいは腰を振って、突きを出す。


 そのような運動方式、身体操作は、武術として伝承された沖縄空手には、存在しません。


 これは沖縄語(琉球方言)で、「クシ(後方部・腰)」と呼ばれた、身体の後方部にある広背筋と、腰の大・小腰筋の存在を理解出来なかった。そのために、有効な活用方法を習得できなかった心身思想でしかありません。


 私は、もうズーッと以前から申しあげているように・・・。

 武術として伝承された沖縄空手では、腰は、回しません。

 腰は、振りません。


 沖縄空手の突きは腰を振らない!腰を回さない! それでは人は倒せない

国際沖縄空手道 無想会 International Okinawa Karate-do Muso-kai