パッサイの形に蹴り込みは無い!
武術として伝承された沖縄空手のパッサイ(八十一戦)の形には、
現在、蹴り込みと思われている蹴り、すなわち相手の膝関節に自分の中足や、
足刀で踏み込み、または蹴り込む技はありません!
あれは膝蹴りを、相手の頭部にみまっている技です。
では、どうして相手の頭部への自分の膝蹴りが、相手の膝関節への蹴り込みと
誤解や曲解が生まれてきたのでしょうか?
それはその技を行う直前の、我彼の関係を形成する際に動作に原因があります。
これなども、松村宗昆のパッサイ(八十一戦)を「パッサイ(八十一戦)・小」として伝承させた、祖堅方範師の動きを観れば明確に理解できることです。
今回のセミナーではこの祖堅の「パッサイ(八十一戦)・小」を説明します。出来たら伝授もします。これで、一応、国際沖縄空手道無想会の形の半分ほどは、伝授出来たかな? っと思っています。
あとは公総監(クーシャンクー)とウーセイシ(五十四歩【または戦】)が残っていますが・・・、まあ、ウセーシはどうにか解明直前です。公総監は横か? 縦か?がまだ解明できません。
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