必死で抑えている
エーっと、今の心境を記しますと・・・
「俺、イチ抜けた!」
っと大声で叫びたいのを、必死で抑えている状態かと思います。
前のブログで、クーシャンクー=平安の形 平安初段、三段、四段、五段と、クーシャンクーの兼ね合いが理解できてきた。
でも、ならば平安二段は、一体どうなるの?
っと、記しましたが・・・。
この平安二段(松濤館・極真会館系統の初段です)の形は、本部朝基・師の流派として残っている本部流の「白熊」なる形(これも、なぜか太極の形にそっくりだけど・・・)と、そっくりです。
この「白熊の形」は、本部朝基・師が糸洲安恒・師から学んだであろう、「チャンナン」の形を元にして、(創作?)・伝承されたものであるとされています。
では、「チャンナン」の形は、どこから来たのか?
それは、どんな形なのか?
っという、当然の疑問が沸いてきます。
その疑問に振り回された人間の一人が、私・新垣清です。
上記のように、平安シリーズの四つの形の、業・技の出所は、クーシャンクーの形を、武術的に解明できれば、立ちどころに理解できます。
でも平安二段(松濤館系統・極真会館系統の初段)は、色合いが異なるのです。
一体、この.平安二段の原型は、どこから、どの形からなのか?
上記の、「チャンナン」の形からなのか?
「チャンナン」なる形は、糸洲先生が創られたという本部・師の明確な記述が存在します。
では糸洲・師は、この形をご自分でゼロから創作されたのか?
あるいは、中国人武術家から学んだ形を、糸洲・師が改変したのか?
なお、「チャンナン」とは、「江南」という漢字を当てるはずで・・・。
ならば、当時では「中国」を表す言葉です。
中国文明の栄えた中心地、大河「揚子江」の南という意味で、天下の中心・「中原」をも指す言葉です。
等々の疑問が、沸いてきます。
これらの疑問が、クーシャンクー・小。あるいは観空・小っという、武術的にはどうしようも無い形を・・・。
私が武術的に解明することが可能であった、原型となったクーシャンクー(大)と、比較・研究してみて、一応解けました。
そして、平安二段の謎が、ついに解けました。
すると、チャンナンの形の謎が、全てが解けました。
すると唖然として・・・。
「ジョウダンじゃない!」
こんなことなら、「俺は、イチ抜けた!」
っと、叫び出したいのを、必死で抑えなければ為らない、羽目になってしまいました。
もう、「遣ってられない!」
っという気持ちです。
もし、私が、これらの現代空手の形の原型となった、武術として伝承された沖縄空手の解明を果して居なかったならば 私・・・。
空手を止めています。
それほどの憤慨と、失望が、いまの私にはあります。
しかし、そしてまた・・・。
私には、自らの修行で、明石海人の「深海に生きる魚族のように、自らが燃えなければどこにも光はない」っとまで、修行で己自身を追い詰めて、到達した境地のようなものがあるはずです?!
それを肝に銘じて、強かに、空手を修行・伝承して行こうと思っています。
この2月20日・土曜日、午前10時に国際沖縄空手道無想会の会員限定オンライン稽古会を開催します。
詳細は、決まり次第に告知します。
● 会員限定なので、もしまだ会員に為って居られない方で、受講をご希望の場合は、下記のページを参照になさって、正式入会の手続きを行った後にお申込みください。
武術として伝承された沖縄空手の形を理解・修行する以外に、空手の本質を理解するのは、不可能です。
弊会は、それを目指し、かつ可能にしています。
ぜひ、ご入会なされ、共に東洋心身思想の極致であり、且つ、日本武道・武術の最高峰にある武術として伝承された沖縄空手を学んで行きましょう。
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