武士・松村は、雲よりも・・・?
以前このブログで、「雲は天才である」っという石川啄木の歌を例に出して、
「武士・松村」こと、松村宗昆は天才である。
そして、松村こそが、沖縄空手の祖でもあると記しました。
松村直系の祖堅方範師の伝承した、「パッサイ(八十一戦)・小」の形を、解明することでその天才ぶりが、如実に理解できます。
が・・・、
同じく祖堅系統の「パッサイ(八十一戦)・大」をいま、解明しています
が・・・、
この小を大と比べてみると、下手をすると
「松村は、雲より天才であるのかもしれない!?」
っという思いさえ湧いてきます。
ちなみに祖堅師自身が行っている左足前交差が、武術として直截的であり、効率が非常に高まります。これは従来の後ろ交差から、松村が変革させたと思っています。
いまこれらの遍歴などの歴史的背景を、詳しく述べる暇はありませんが・・・。いつか、これらの事柄はチャンと残して置かなければならないと思っています。
この祖堅方範師の伝承する、「松村のパッサイ(八十一戦)・小」を、セミナーで伝授する予定ですが・・・。
別に予習などする必要はありませんし、もう大部分の弟子たちも気づいているように、わたくしのセミナーでは予習はあまり役にたちません(ゴメン!)。でも一応、まあ・・・、動画だけでもご覧になっておいてください。
https://www.youtube.com/watch?v=mkctpBLc1_Y&list=PLl6fG-29LcOZ7buao5jf_NmPri7x2DULv&index=11
なお、クーシャンクー(公総監)の形も、何時かやる予定ですが・・・。じつは、すべての空手家にとっては驚愕する思いでしょうが・・・。
形の構造で、案外「四方公相君」の横に進む方式が、原型に近いのではないか? っという疑念がまだ払拭できないのです(ね! 大変な疑問でしょう?!)。その疑念の答えが、明らかになった時点で伝授します。
さらに今、松村宗昆の師匠のことが少しづつ明らかになる可能性があるので、それも追及していく所存です。
ともかく、わたくしの代ですべてを解明しなければ、
「もう後には、誰もいない!」
っということは、今回の沖縄での国際大会で身に染みて実感しましたので、出来る限りのことはやっていこうと思っています。
0コメント