徹夜続き

 前のブログでも記しましたが、日本縦断セミナーでフル回転していた身体の痛みと疲労は、ここ四、五日の間に一日15時間前後の睡眠でどうにかとれたようです。

 アアーッ、嬉しい! もとのような美しい手と足が、わたくしの身体に戻ってきました(アッ! また笑ってる!?=コラ! 笑うな!)。

 でも・・・、ここ二日ばかり、徹夜続きです。

 この徹夜の理由は、通常もわたくしはボケているのですが、前記の寝すぎと、多分に時差ボケの影響でしょう。寝続け、徹夜漬けが続いても、都合の良いことに、いま、アメリカは感謝祭で道場はお休みです。

 でも、最大の理由は、ヒョッとすると「武士・松村」こと松村宗昆の唐手の師匠がわかるのでは?! っと思って、終日必死で史料・資料をあさっているからです。

 前のブログでも記したように、今回の日本縦断セミナーの沖縄で、「牧志・恩河事件」の犠牲者となった松村宗昆の高弟の一人であった、牧志朝忠の玉川門中の人々とお会いする機会がありました。

 そして牧志・桑江、そして外間が同じ門中の人々であり、わたくしが拙著「沖縄空手道の歴史」の中で松村と剣術で双璧を謳われた外間とは、「外間朝昆」のことである! っと記した事柄が正解である可能性が、非常に高い(わたくし的には99%)ことも判明しました。

 その結果に、わたくしは無意識のうちに自分の判断に勇気を得ていたのでしょう!? 「ヒョッ!・・・とすると、松村宗昆の唐手の師匠が、判明するかもしれない!?」っという思いに取りつかれ(妄想)、今の状態があります。

 拙著「沖縄空手道の歴史」の執筆や、空手の技術の探求から得た経験から、こんな時には、徹底的に追及する以外に無い! っとの確信を得ています。

 すなわち寝食を忘れて、探求し尽くすことです。すると夢の中に、答が出てくる時がある! または深夜に、歴史の彼方に居た相手から、答えをもらうことがある! あるいは、朝起きた瞬間に啓示のように、答えをもらうことがある! のです。

 それは、自らの疑問の回答である場合。または疑問に出した自分への回答は、間違っていた。あるいは疑問の回答は、(現段階では)不可能である。という時もあります。

 回答が正解であれば嬉しいですし、回答が出ないとなった場合、あるいは回答は間違っていたとされた時でも、次の選択肢が狭まったことです。迷う確率が減ります。

 これは、以前よりは正解に近づけたということと同時に、すべてを調べ尽くしたことで、その疑問に対する理解が深まり、正解には近づいているのだ! っという勇気を得ることができます。

 あとは・・・・?! 運です。

 今回の疑問の答えが、どのようなカタチで与えられるのかは分かりませんが・・? 行けるところまで、行ってみる心算です。

 アアーッ、シンド!

国際沖縄空手道 無想会 International Okinawa Karate-do Muso-kai