百五十年の孤独

 ナンだか・・・。

 今回のブログは「百五十年の孤独」などと、ガブリエル・ガルシア=マルケスもどきの題目になりましたが・・・。

 まぁ~、笑って、スルーしてください。

 しかし「武術として伝承された沖縄空手の再興」などと、肩ひじ張って、口角泡を飛ばして主張しても・・・。

 その指導体系(教授システム)が確立していなければ、文字通り、空威張りの、泡沫的な運動にしかなり得ません。

 または、ただの外連(ケレン)に、終わるだけです。

 そのために教授システムの構築には、己の修行にかけた五年ほどの年月と、同様な月日を要しました。

 なお本ブログでは、国際沖縄空手道・無想会の世界総本部道場の弟子、日本国内の弟子諸氏の修行においての、情報の捨取方法を記しています。

 その為に、他の非会員の方々にはチンプン・カンプンのところも、多々あると思います。

 他の無想会ブログの愛読者の皆様、ゴメンなさいね! 

 でも日本国内での普及において、いま現在、この部分を蔑ろにしてしまう訳には、行かないのです。

 ですから、もう暫くのご辛抱のほどを、お願いします。

 幸いにも注釈を南風氏が、自らの「南風のブログ」で言っておられるので、そちらをご参考ください。

 南風さま、感謝!

 その教授システムの方法論である「相互否定」、そして「相互浸透・相互相関」を使って、「systemization(体系化する)」こと・・・。そして、「categorizationN(分類化)」すること・・・。さらには、「prioritization(物事の優先順位付けをする)」こととなりますが・・・・。

 ブッチャケって言えば・・・。これって、科学なんです。

 ですから「ナニナニの様(よう)」、「ナニナニ風(ふう)」ではダメなんです。

 それらは全て(?)、「似て非なるもの」なのですから。

 では、どのような科学でしょうか?

 本ブログで記している修行の段階において、基本的には、(古典)物理学であり、解剖学、さらに運動生理学です。

 なお、これは完全に私見ですが・・・、

 現在の運動生理学には、古典物理学でも学べる、「重力の概念」が非常に希薄なのです。

 まだまだ、東洋心身思想・操作には、及んでいないと思っています。では、

                 なぜ、科学か?

 それは科学的思考とは、「ナニナニ風(ふう)」、「ナニナニの様(よう)」なものを拒絶するからです。

 上記した「相互否定」によって、「ナニナニそのモノ」でなければ、用を足さないからです。

 ですからこの段階の修行において、自分の身体操作を為す際に、頭の中に身体の解剖図が浮かんでこなければダメなのです。

 さらに、その際に「身体の、この辺り・・・」など、あるいは「こんな、感じで・・・」っと言っても、ショウがありません。

この稿、続きます。

国際沖縄空手道 無想会 International Okinawa Karate-do Muso-kai