これ・・・、拳法? ちがうヤン!

 前回のブログで1644年に、満州族(女真族)が、漢民族の明王朝を倒して、

清王朝を興します。

 そしてその後に、騎馬民族の主たる徒手格闘術である相撲、あるいはレスリングの練習所である「相撲営」を創設します。これが後に「善撲営」っと呼ばれるものです。

 そしてこの満州(含?蒙古)相撲、またはレスリング。いわゆる組技系統の徒手格闘術の心身思想・操作が、中国清朝軍の満州八旗、蒙古八旗、そして福建省の琉球館も護衛していたであろう漢人八旗の軍人たちが、修練していた軍事教練の根本にあったものです。

 そして琉球王国時代の沖縄武士(主に首里)たちは、この琉球館の護衛官、すなわち把門官(アーナン、アーナンコー)や、冊封使の護衛として来琉する護衛官からこれらの軍事教練の套路(≒形)を学んでのです。

 っと記しました。

 でも、これって満州族(そして蒙古族も・・・)の得意な、相撲!のことでしょう!?。

 どこに、いわゆる中国の拳法・・・。

すなわち、突き蹴りを主体とする、打撃系格闘術があるの?

 っという疑問が、沸いてくるはずです。

 特に、このブログをご覧になさっている方々の多くは、打撃系を主とする空手を為さっている方々が多いと思いますので・・・。上記の疑問が沸いてくるのは、当然でしょう。

 さらに記しているわたくし自体が、国際沖縄空手道・無想会という団体を、曲がりなりにも率いている人間ですので・・・。

 「ならアンタ、空手の団体じゃ無くて・・・」。

 「相撲部屋、開けよ!」との一言も、言いたくなるはずです(まぁ~、相撲部屋なんで、お相撲さんでも簡単には開けるはずはないのですが・・・)。

 当然です!!

 わたくし自体が、相撲部屋云々は別として、そう思いますもん・・・。

 この稿、続きます。