武術の純
前回のブログで、「手の内」や「谷合わせ」などは、抹消なものである。っと記しました。
さらに松濤館系統で行われる、「後屈立ち」に関しても記しました。
この後屈立ちは、サンチン立ち、猫足立ちなどと同様に、武士たちが稽古していた、
武術として伝承されていた沖縄空手には、皆無な存在だったのです。
この「後屈立ち」に関しては、すでに国際沖縄空手道無想会の会員限定の、直伝セミナーでどこから出てきたのか? 本来はどんな動作で、どのような意味があるのか? も詳細に渡って説明しました。
端折って記しますが、武術として伝承された沖縄空手には、「後屈立ち」は、存在しませんし、存在できません。
これはサンチン立ち、そして猫足立ちなどのいわゆる近代の中国拳法の影響を受けた、新興・那覇手に顕著な立ち方も存在せず、存在できません。
早いハナシが、骨盤を後屈させる立ち方は存在しないし、存在出来ないのです。
ヒントは、ナゼ禅のお坊さんが、座禅を組むときに、座布、あるいは座禅布団と呼ばれる、円形の座布団の親分のようなものを、尻(身体後方)に布くのか?
が分かれば、カンタンに理解できることです。
決して大言壮語では無く、わたくしの空手の修行における疑問は、全てというほどに解いたっと思っています。
達成感と同時に、虚脱感もあり、日々複雑な心境ですが、あとは武術として伝承された沖縄空手を普及させるという大仕事が残っています。
下記の直弟子(正会員)のみの直伝ネットセミナーで、すべてを開陳して、次世代につないで行こうと思っています。
弊会、このコロナ禍でも徐々に新会員が増えています。
ご興味がありましたら、ご入会し、直伝セミナーを受講してください。
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