あとは「棒」と、「釵(サイ)」だな!
エーっと巷には、沖縄古武道、または琉球古武道と呼ばれるものがあります。
「棒」、「釵(サイ)」、「短拐(トゥンファー)、「双節棍(ヌンチャク)」、「鎌(カマ)」、そして「親船子(櫂・ウェーク)」などを武器とするものです。
実は上記の武器で、私沖縄での修行時代には、「釵(サイ)」が大得意で、中学三年の時にはすでに発表会などで、演武していました。
まぁ~、今から思えば噴飯ものの演武ですが・・・。
さらに中年になっての再修業後に、棒の形から組棒を編み出しました。
そして好きな「釵(サイ)」は、個人的には、修行を続けており、「そろそろ、弟子たちに伝授しようか!?」っとの段階までこぎ着けました。
実は、「双節棍(ヌンチャク)」も、二本使って同時(!)に操ることが出来ました。
「短拐(トゥンファー)」は、棒との演武に必要なので、一応習得しました。棒との演武では思い切り打ち込む棒の衝撃で、「短拐」にヒビが入るほど、練習しました。
ただ「親船子」(エーク)」は、学んでいませんし(私、泳げないから、水が怖い!)。
「鎌(カマ)」も・・・? ウン―ッ! 私、ガーデニングは苦手(笑)。 っと言うことで、勘弁して貰っています。
がっ・・・。
今は、上記の全ての修行を中止しています。
なぜか?
琉球古武道・沖縄古武道の、心身思想・操作に、大いなる疑問があるからです。
その歴史は、私は詳細を調べて、「嗚呼~、素手の空手と同じだよなぁ~」との一種の諦めがあり、そこは個人的には割り切っています。
でも・・・。
その心身操作、特に形に、致命的な欠陥があるのではないか?
っという、恐ろしい想いを抱くようになってしまているのです。
まぁ~、自分の技量が未熟なので、以下の感想がでるのは、重々承知していますが・・・。
「これでは、人は倒れんよ!」
「相手のこんなとこ打とうとしても、ゼッタイに相手の反撃にあうよ!?」
「ナンで、両手で棒・釵を持っているのに、相手の頭を抱えている動作が、両手で出来るの?」などという、 小学校三年生の疑問のようなものに、答えることが出来ないのです。
ちなみに、小学校三年生の疑問って、非常に根源的なものなのです。
さらに私の尊敬する、米国サンフランシスコ在の日本人の空手の先生からアラカキ先生・・・沖縄・琉球古武道って、『日本剣術』でしょう!? っと、端的に言われてことが、非常に心に響いたからです。
歴史的に言って、この言葉の意味は、非常に重いのです。
ですから、いまは上記の武器類はお預け状態ですが・・・。
ただ、自分のことだから、遣る時は徹底的にやるだろうと思って、少し恐怖しています。
そして、遣るならば、武術としての「棒」っと、「釵(サイ)」だな!
っと思っています。
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