泊手のローハイは天才の作です。

 首里手の本家としても良い、祖堅方範師にもローハイの形があります。

 なぜ泊手の形とされる、ローハイの形が、首里手の祖堅師にあるのか?

 これは色々と推察できますが、本ブログでは割愛です。


 ただ、祖堅師のローハイは前後っというか、前方にズーッと長いにです。個人的には、長すぎると思っています(文責・新垣)。

 でも、同じ様式でも、松茂良のローハイと言われる形は、長く感じません。

 ナゼか? 

 前後の線に、斜めの線を付け加えて、長くなるのを防いでいるからです。


 さらに、糸洲安恒師系統(主に糸東流)には、ローハイ初段・二段・三段が存在します。

 これは中国人武術家から教わった原型に、現存するローハイ系統では一番近いはずですが・・・。

 形自体は、もうトンデモに近いものです(文責・新垣)。


なぜならば・・・。

アッ! 

これも下記の、ネットでの直伝稽古で説明します。


 今回、直伝稽古に備えて、徹底的にローハイを解明した結果、一応、

 どの時代に伝来したのか?

 どの中国人武術家から、誰がこのローハイを学んだのか?

 さらに、この形に、ナゼ「ローハイ(羅漢)」という名称がついてのか?

 なども、全て、解明した心算です。


 さらに、ローハイの形の左右対称性、機能体系も全て解明しました。

 首里手の形である、クーシャンクー(公総管)、パッサイ(八十一戦)などと、遜色のない。

優るとも、劣らない形の全貌が見えてきました!


 我が、国際沖縄空手道・無想会は、武術として伝承された沖縄空手の再興を謳っていますが・・・。

 一応、それに恥じないだけの「ローハイ(羅漢)の形」を伝授することが、出来そうです。


 この形・・・。

 天才が、創出してものです。

 そして、泊手の天才ならば、松茂良興作でしょう!