踊りを抜いても、美しくなれるのか?!
泊の武士・松茂良の創作した、あるいは伝承したとされる「ローハイ」の形は、非常に美しい形です。
見ても綺麗ですが・・・。
形を使っている本人も、非常に気持ちよく使える、非常に優れた形です。
でも・・・。
これはある意味、花手・華手、すなわち華法の部分があるからです。
では、その華法の部分を全て、そぎ落とし消去して、完璧に武術的な整合性のある形として使った場合にも、その美しさは保たれるのか?っというのが、この形を解明し、伝承しようと試みた私の頭をよぎる、一抹の不安でした。
すなわち、本ブログの題にあるように、「踊りを抜いても、美しくなれるのか?!」っという事です。
今、この形の武術的要素を全て解明した後に思うことは、武術的に完璧にすれば・・・。
さらに、美しいのだ! っという、嬉しい思いです。
まぁ~、考えてみれば、当たり前のことですがね!
だって、伝承の過程で、業・技の欠落した、あるいは意味が消滅してしまった元の形とは、 それ自体で美しく、使用に耐えるものであったからこそ、現在まで広く伝わったのですから。
そのローハイを、今日、11月7日のセミナーで伝授します。
日時:2020年11月7日 (土)
内容:
前半:10:00~10:50
ガマクとチンクチ (続き) 「正中線・軸・落下について」
後半:11:00~11:50
ローハイ 「武士・松茂良の形 武術はなぜ歩くのか」
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