余分はものは、カットで行こう

前回のブログ「すべてて科学で説明できるか!?」で、三つのエネルギーの創出法 を問いました。


 それは主に、会員(直弟子)を相手に問うたのですが・・・。

 もう彼らには分かっているはずですが(?)、

身体操作として、人間の創出するエネルギーは、連結しては居ないのです。


 または、A-B-Cなどと、連動しては居ないのです。

 もうこれなどは、20年も前に出した拙著「沖縄武道空手の極意」で、何度もナンドも繰り返し述べていますので、私自体が、ここで書くのも疲れてしまったというか、もうイヤになってしまったのですが・・・。

 一応述べます。


人間の動きとは、異なるエネルギー創出の、複合体なのです。

 すなわち打撃技などの場合には、各々異なるエネルギーを創出して、目的の場所で集合させて使用するのです。

 これがここ150年ほどの間にダーれも理解して居ないので、もう武術的・武道的には????のヘンテコリンな身体理論や、操作が生まれてきたにすぎないのです。


 実は、このコロナ禍で、アウトになっていた時に、私・新垣清は、こんな事柄を、壊れたレコード(古い言い草!)のように、同じことをここ20年ほども言っている。時間の無駄でしかない!


 さらに、この先、そんな自分の時間の無駄になるような行為をしても、始まらない!っとおもうようになってきました。

 まぁ~いま・現在、お蔭様で、日本全国での会員さん(直弟子)も定着し、かつ新会員も増えています。

 ならば、もっと直接・直截的に会員と全国津々浦々に存在する、現在の体育・体操、スポーツ、レクリエーション、エンターテイメント化した空手とは異なる・・・。


 武術としての空手の心身思想・操作を、学びたいという人々を対象として、その掘り起こしを(来年から)、色々な手段を使ってやっていこうと思っています。


 中核はできましたし・・・。かつ普及のやり方も、少しづつ目途が立ってきました。

 もう「腰を回す」、「腰を振る」、「身体を固める」、「肩を出す」。


 さらに、「呼吸で操作する」、「静歩行主体で動く」、「骨盤を後傾させる」などなどの身体操作。

 かつ、「猫足立ち」、「後屈立ち」、そして「サンチン立ち」などの、琉球王国時代の武術として空手が伝承されたい時代には、有り得ないものが・・。


 体育・体操、スポーツ化などで、混交された事実を説明することなどにも、もう流石に疲れてきたので、これらは全て自分の中ではカットし(かつ、会員さんに任し・・・)、


国際沖縄空手道・無想会においては、純粋に武術としての心身思想・操作だけを、これまで以上に取り上げて行く心算です。

 全ては、古典物理(ニュートン力学)、さらに運動生理学や生体力学で説明でき、かつ指導できるまでには、自分の空手を昇華した心算です。

 空手の歴史も一応、全て解明しました。


 あとは、動くことだけですね。

国際沖縄空手道 無想会 International Okinawa Karate-do Muso-kai