脆弱な業・技は、通用しない

 今回の動画

空手の急所攻撃は使えるの?貫手に手刀。ツボへの攻撃。握りの謎について

において、もう自分に正直に空手の誤解・曲解、そしてつじつま合わせの業・技を、全て訂正すべく、伝えていっています。


 自分の身体の部分で、思い切り叩けないものは、武器に成りえません。

 如何に鋭いと思われる身体の部分でも、脆弱であれば、それは武器とは成りえないのです。

 それが、沖縄空手では、形の中の不思議な動作、不可解な動作を、業・技と勘違いしてしまって・・・。誤解してしまって・・・。曲解してしまって・・・。あるいは、辻褄を合わせてしまって・・・。

 全く使えない、業・技のオンパレードとなってしまっています。


 これは、近代の中国巧夫(≒中国拳法)も同様です。⇐文責・新垣清


 その原因の一つが、組技系統の業・技を、打撃系統の業・技なのだと、完全に誤解してしまったことにあります。


 これでは西欧の歴史哲学者であるヘーゲルから、「アジア的停滞」と言われても、返す言葉の無いものです。


 なぜらな私の再修業において、もっとも時間と労力をようしたものは、この余りにも愚劣な誤解・曲解、そして辻褄合わせの排除だったからです。

 これは、余りにも、時間と労力の無駄なのです。


 私・・・。

 もうこのような誤解・曲解、辻つま合わせは、私の代で終わらせるのだ! 

 っと、決意しています。


 なぜなら、私に続く次の世代の武道家・武術家、そして空手家には、私のように時間と労力を浪費させることを、決してやらせない! 

 っと思っているからです。


 これらのことを明確に宣べていくのは、私如きの小心な人間には、非常に勇気のいるものです。

 でも・・・。それは、私に与えられた義務でもある思っています。

 そのような心持で、時には肩の力も抜きながらも・・・。動画を制作して行こうと思っています。


 今後とも、宜しくお願いします。

国際沖縄空手道 無想会 International Okinawa Karate-do Muso-kai