無想会・松村パッサイの見事さ
今回の大阪セミナーで、「パッサイ(八十一・戦)」の形を解説・伝授しました。
結果は、好評でした。すべてにおいて、「カッチ!」とした素晴らしい形です。
この祖堅方範師伝授の、「パッサイ・小」の構造と機能を理解すれば・・・、
現在、伝承されている。そして過去に伝承されていた、「パッサイの形」の全てが、理解できます。
今回大阪同好会・代表氏のブログでも記されていたいように、形の指導中に、弟子の中から鋭い、良質な疑問が出されました。無想会大阪セミナー終了
嬉しかったですね!
形の構造、機能にまで、そろそろ弟子たちが、自分で思考できるレベルに来ているということです。
彼らの空手に対する思考方法、その技術のレベルは、今の日本国、そして世界中でも彼らのみが保持するものです。
他の空手家、空手の流会派の人間には、皆無です(これは、先の「沖縄国際大会」で痛いほどに実感しました)。
ここまで来るのに、7年ほど掛かりました。
彼らは武術としての空手の心身思想・操作が理解でき、自らの身体で示すことが出来ます。さらに、形の構造、機能、様式、応用を見取ることができます。
そのために、形の一部が失伝していたり、後の世の人(武才の無い人間)が創作した形などを、すべて見破ることが可能になってきています。
このレベルの人間が、
日本国内に百人いれば、
空手は変わります。
「武術としての空手の再興」の可能性が、見えてくると思っています。
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