二つの見えないエネルギー(気?)

 国際沖縄空手道・無想会の活動が活発になるしたがって、本ブログも告知やお知らせなどにスペースを取られることが度々起こってきていますし、今後も増えると思います。

 さらに、読者の数を比べてみると・・・。

 「感動」や、「虚構」などの話題でブログを進めていくと、非常に興味を持ってくれる人間と、ゼンゼン興味を示さない(?)人間の両極端に分かれるように思われます。

 っが・・・。この部分はチャンとして於かなければ、弊会の今後の活動が明確にならないと思っていますので・・・。今後も、チャンと記して行きます(まぁ~、告知などでの中断もあるでしょうが・・・)。

 いま弊会の日本国内の弟子諸氏のご協力と、ご尽力で下記にように「無想会チャンネル」が開設され、徐々に更なるプログラムの作成も進んでいます。

 まぁ~、最初はわたくしの撮影も、話術もトンでもレベルでしょうが・・・。こういうモノは、遣って学んでいくものですので、徐々にハイレベル(?)もモノになっていくと思っています。

 ただ内容はゼッタイの自信がありますので、観てくださいね!

 

 前回のブログ、「感動と虚構」からの続きですが・・・。

 ブッチャケって、言えば・・・。武術としての空手とその形を学ぶ際に、出来る人間。あるいは、出来ている生身の人間の空手と、その形を見て、感じてくれ!。「感動」してくれ! っということです。

 そして、次の段階において、「真似してくれ!」 っということです。

 完全に真似できたら・・・。それで、OKなのです。

 「ハイ! 一丁上がり!」。それだけの、ハナシなのです。

 でも・・・、人生そんなに簡単ではありません。

 ゼッタイに、「真似できません!」ってか、何処をどうしたら真似が出来るのか!? っという思いが沸いてくるだけで、真似どころのハナシでは無いのです。

 なぜか?

 二つの、「見えないエネルギー」を巧妙に使っているからです。

 それが、「気」です!

 「ワ~ッ!」出た~~!!!

 っと、まぁ、お盆も間近ですが、下手な冗談はさておき・・・。

 まず第一に、重力という見えない、そして通常は感じない、「位置エネルギー」っというものを、巧妙に使うからです。

 次に、筋肉による「運動エネルギー」を創出する時に、四肢(脚・腕)を、胴体内部の筋肉で操作するからです。

 この二つ(ってか、これしか無いんだけどね!)の存在認知と使用が、西洋心身文化と、武術として伝承された沖縄空手と、その形の決定的な違いです。

 現代空手どころか・・・。近代の西洋心身文化であるスポーツにおいても、上記の二種類のエネルギー創出に関しては、まだまだ武術として伝承された沖縄空手の足元にも及びません。

 わたくしは日本国内だけでは無く、海外でも指導・セミナーを行っていますが(まぁ、住んでいる所がアメリカですし・・・)、この武術としての沖縄空手の心身操作を、見ただけで真似できた人間を、未だかつて見たことがありません。

 これには、例外はありません。

 ゼッタイに、無理です。

国際沖縄空手道 無想会 International Okinawa Karate-do Muso-kai