武術空手の偉大さ
国際沖縄空手道・無想会の主催する、祝・令和元年記念、「第17回 日本縦断セミナー’19、秋・初冬期」東京・大阪・沖縄が、お蔭様ですべて無事に大成功裡に終わりました。
これも、一重に皆様のお陰です。
ありがとうございます。
今回は令和元年を記念するセミナーということで、参加総数を100名という設定で行いました。まぁ~、希望数、すなわち主催者側発表で100名。実質で70名ほどというのが主催者側の目論見だったのですが・・・。
蓋を開けてみると・・・。
百分の百っというか・・・。
実際の数も百名になっており、セミナー史上最大数の参加者です。
これほどの受講者をわたくし一人で指導するのは、文字通り不可能なのですが、各セミナー会場に黒帯が3、4名参加してくれて、指導の助手を務めてくれたお蔭で、参加された方々には満足のいく内容であったのではないか! っと自負しています。
さらに、茶色帯の弟子も各会場に多く参加していますので・・・。指導の際に、何ら支障は感じませんでした。
ただ弊会の弟子諸氏と、初回でセミナーを受講なされる未会員の方々の実力の差が歴然としており、指導するわたくしも、しばし唖然となる場面もありました。
武術として伝承された沖縄空手の心身思想の理解と、その操作にそれほどまでの開きが見られました。
もう弊会の弟子諸氏には、武術的に圧倒的な威力のある「突き」「蹴り」や、ナイファンチ初段の形というものは・・・。初歩っというか、遠い昔に通り過ぎてしまった通過点にすぎません。
特に「横の演武線」の存在を認知し、それを活用できる段階にまで到達した弟子諸氏にとっては、まるで次元の違うレベルで、「武術として伝承された沖縄空手」の心身思想・操作を理解できたはずです。
じつは、このレベルの格差は、如何ともしがたいものなので・・・。
わたくし自身は、このレベルの差を一体「どうしたら、良いのか?」っという、迷いにかられることなどはありません。
ともかく、日本国内における弊会の弟子の絶対数を増やし、かつそのレベルを最高に高めるために、努力・精進する以外に道は無いと思っています。
それが、弊会が掲げる、琉球王国時代に伝承された「武術としての沖縄空手」の普及に、一番早道なのだとの確証を得たセミナーであるとも、言えるかと思います。
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