空手の立ち方は、ナイファンチ立ちのみ・サンチン立ちや、猫足立ちはありません。
ここで筆者・新垣清の責任として述べますが・・・。
武術として伝承された沖縄空手には、現在行われている「サンチン立ち」や、「猫足立ち」は存在しません。
重力の作用するこの地球上で、二本足直立歩行をする人類の効率の良い身体操作として、膝を内側に曲げる、さらに股関節を閉塞させる「サンチン立ち」や、「猫足立ち」は存在しません。
これらの立ち方は、武術として伝承された沖縄空手に存在しないだけでは無く、他の身体操作(スポーツなど)にも存在しません。
ですから・・・。このブログを読まれている諸氏も、空手の競技だけでは無く、他のスポーツでも、この「サンチン立ち」や「猫足立ち」で戦ったり、競技をしている場面を見る事は皆無なはずです。
では、なぜ「サンチン立ち」や、「猫足立ち」は存在しないのか?
なぜか?
不効率だからです。
すなわち、不・自然・・・。あるいは、非・自然だからです。
ですからルール上で、これらの立ち方をしなければ競技が出来ない。すなわち、失格になるなどの場合を除いて、「サンチン立ち」や「猫足立ち」などの・・・。
それらの立ち方は、存在不可能ですし、現に存在していません。
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