空手の立ち方は、たった一つです

 琉球王国時代に、武術として伝承された沖縄空手には、「猫足立ち」や「サンチン立ち」は存在しません。

 なぜか?

 その答えを理解するためには、人間の身体構造をまず理解しなければなりません。

 それを、この動画でナイファンチ立ちの「立ち方」を使って説明してあります。

 拙いわたくしの技術と説明を、チャーンと一応のレベルに撮ってくれた、札幌同好会のK氏。かつそれを一応は視聴者が理解できるように編集してくださった、沖縄同好会代表のH氏のご尽力に心より感謝いたします。

 今日の水曜日の正午のクラスは、世界総本部道場の正指導員である、R四段のビデオ撮影を行いました。

 英語が母国語であるR四段の説明で、世界共通語の感のある英語で、全世界に放映することが可能になりました。

 じつは弊会の弟子以外の、一般の方々や空手家に、「どこまで見せて良いのか?」 

っというのが、長年のわたくしの葛藤でした。

 しかし、この5月のセミナーで「公総管(クーシャンクー)」の形を伝授すれば、無想会空手の制定七形の、すべての解説と伝授が終了します。

 十年近くの年月をかけて、ようやく日本国内での黒帯の昇段審査が行える予定にまでなりました。

 ですので・・・。素手、あるいは徒手格闘術としての武術空手の理論、技術は、もう一般公開しても良いだろうと、自分自身で結論つけました。

 さらには、どうせ全部見せても、分かる人にしか分からないし・・・。見ただけで、出来るものでは無い! っという思いも、正直言ってあります。

 弊会の動画をご覧になって、ご興味が沸いてきた方は、どうか5月のセミナーにご参加ください。